図で考える人は仕事ができる
2005年10月30日 読書
ISBN:4532193141 文庫 久恒 啓一 日本経済新聞社 2005/10 ¥700
まだ途中なんですが...なんだかこの本、つまらないんですが...
仕事上、ソフトウェアの構造を仕様書に表すのに図を多用している。図の便利なところも危険なところも熟知しているつもり。
そんなところにもってきて、図で考えるなんて普段当たり前にやっていることが、本の題名にまでなっている。僕が普段考えつきもしないようなことが書いてあって、目から鱗となることを期待したのだが、どうも期待はずれだったみたい。
僕が普段、図を使うときに無意識レベルで考えていることが、ずらずら書いてあるだけだった。さらに言うと、図は便利だが使い方を誤ると、どつぼにはまるのだが、その辺の図の危険性に関してはあまり触れられていない。
図のイメージは人によって捉え方が違うために、図を見る人達の間で図の記号に対する基本的なルールが共通な認識となっていないと、いくら素晴らしい図が書いてあっても、ただのお絵かきになってしまう。
的確に図を描くためには、図の要素と矢印の選択に統一されたルールが必要なのだが、ルールにはみ出さないように、的確に要素なのか矢印なのかを選択する方法が一番のキモ。
これができなきゃ、いくら図の書き方を知っていても、わかりやすい図なんて書けやしない。
そのキモを掴むのが一番難しいところでもあり、一番教えにくい所でもある。この本は、その辺の説明が弱い。といっても説明するのは凄く難しいと思うけど。
きっと作者は、その辺の作業が無意識レベルで、できてしまっているので、図の考え方について説明しようとすると、こういう形になっちゃうのかな。
ソフトウェア設計がちゃんとできる人だったら、この本に書いてあるこようなことは、他人に言われるまでもなく当然の様にできているはず。そういう人が読んでも、ちっとも面白くない本かも。
まだ途中なんですが...なんだかこの本、つまらないんですが...
仕事上、ソフトウェアの構造を仕様書に表すのに図を多用している。図の便利なところも危険なところも熟知しているつもり。
そんなところにもってきて、図で考えるなんて普段当たり前にやっていることが、本の題名にまでなっている。僕が普段考えつきもしないようなことが書いてあって、目から鱗となることを期待したのだが、どうも期待はずれだったみたい。
僕が普段、図を使うときに無意識レベルで考えていることが、ずらずら書いてあるだけだった。さらに言うと、図は便利だが使い方を誤ると、どつぼにはまるのだが、その辺の図の危険性に関してはあまり触れられていない。
図のイメージは人によって捉え方が違うために、図を見る人達の間で図の記号に対する基本的なルールが共通な認識となっていないと、いくら素晴らしい図が書いてあっても、ただのお絵かきになってしまう。
的確に図を描くためには、図の要素と矢印の選択に統一されたルールが必要なのだが、ルールにはみ出さないように、的確に要素なのか矢印なのかを選択する方法が一番のキモ。
これができなきゃ、いくら図の書き方を知っていても、わかりやすい図なんて書けやしない。
そのキモを掴むのが一番難しいところでもあり、一番教えにくい所でもある。この本は、その辺の説明が弱い。といっても説明するのは凄く難しいと思うけど。
きっと作者は、その辺の作業が無意識レベルで、できてしまっているので、図の考え方について説明しようとすると、こういう形になっちゃうのかな。
ソフトウェア設計がちゃんとできる人だったら、この本に書いてあるこようなことは、他人に言われるまでもなく当然の様にできているはず。そういう人が読んでも、ちっとも面白くない本かも。
SBN:4569635229 新書 野沢 聡子 PHP研究所 2004/09/16 ¥735
コミュニケーションスキルに関して、交渉に重点を置いた内容だった。
本の中にも書かれているが、交渉云々よりも基礎的なコミュニケーションに関する説明が大部分を占めていた。
ちょっと面白い行があったので引用。
まさに、こういう人って、うちの会社に沢山いるよ。ウメザワもそうだしダルマもそうだし、ダメ課長もそう。
とにかく話し合わない。
自分の考えを伝えようとしない。
人の話を聞かない。
自分の考えを少しでも批判されることに耐えられない。
自分の持っている情報がいかに少ないか気づいていない。
また、こんな下りも
この辺も、ウメザワ、ダルマ、ダメ課長に共通する。
自分よりも立場が下だと見ると途端に態度が大きくなる。
こういう風にコミュニケーション能力が著しく欠如してる相手と交渉をしなければならない場合、この本では、とにかく相手の言い分をよく聞いて、相手との信頼関係を築くことが大切だと解説されていた。
確かにその通りだとは、思う。
相手に能力があるが、タダ単に表現力に乏しいだけの場合、僕は最大限聞く努力をする。研究所の人達というのがこういう傾向にある。だから、何をいっているのかすぐにわからなくても、わかるまでじっくり聞くようにしている。
研究所の人達の場合、わかるまでじっくり聞けば、彼らなりにちゃんと考えているということが理解できるので、じっくり聞くために時間をかけたとしても、それ以上に有益であることが多い。
が、しかし、うちのダメダメ連中のように、脳味噌の足りない連中が、どっかでなんかの電波を受信してしまったおかげで、オウム(鳥)の様に同じことを繰り返し言っているだけの場合、いくら聞いても、もともと何も考えていないので、結局時間の無駄となる。
これまで、何度も何度も、そのバカな考えを改善するために、「いろいろ考えてね」と言ってきている。これだけ繰り返せば僕がどこで突っ込んでくるかいい加減、学習しても良さそうなものだが、いくら言っても、ちっとも成長がみられない。
こんなバカ共を相手にする場合でも、じっくり聞かなければならないのか?
そんな無駄な時間をかけるくらいなら、相手を押さえ込んでしまった方が、よっぽど簡単なのだが。
ただし、僕が相手にこのような態度に出るまでは相当な時間をかけている。人には得手不得手があるので、ある1面だけがダメでも、ダメとは決めつけていない。彼らの能力が最大限発揮できる場面はどこか、いろいろな角度から模索しているのだが、何回も何回も僕の期待を裏切ってくれるので、最終手段として対決姿勢にて押さえつけるという手段に出ざるを得ないだけなのである。
自分が完璧でないと、押さえつけようとしても、重箱の隅をつつくようなことで反撃されてしまう。そのため、押さえつける態度に出る前には、突っ込まれそうな穴を全て埋めて、その状態を維持し続けながら押さえつけなければならない。
これは、非常に疲れる。
こんな疲れることをしなければならないから、僕だって押さえつけるような態度には出たくない。
多少お互いに穴があっても、お互いに補完しながら作業が進められれば、こんなに楽で効率的なことはない。
それでもなお、押さえつけなければ作業が滞ると判断せざるを得ない相手にも、寛容になれと?
僕には、まだまだ修行が足りないのか、実はもっと他にいい方法があるのか、今の僕には答えが見つけられない。
コミュニケーションスキルに関して、交渉に重点を置いた内容だった。
本の中にも書かれているが、交渉云々よりも基礎的なコミュニケーションに関する説明が大部分を占めていた。
ちょっと面白い行があったので引用。
「話し合わない」態度は、問題可決法の観点からみると、「回避・先送り」の中でも、とくに利己的な態度といえるでしょう。〜略〜
「利己的解決法」を取る人の特徴は、「他人と接触せずに、いつも1人で、自分の得た情報を頼りに行動し、しかも、自分のゴールは他人とは無関係と考えている点」だそうです。
この傾向にある人は、多くの場合、誰かと「衝突」しても、自分の立場について反論することもありません。踏み込んだ対話の訓練が未熟なため、限られた経験や知識から得た不完全な情報だけで、自分なりの結論を出してしまうのです。しかも、彼らにとって正しいことは自分が最初に出した結論だけなのです。「これこそ正しいのだ」と確信してしまうので、彼らは他の意見を聞く耳をまったく持ち合わせていません。結果的に、情報不足になり、相手への警戒心は高まるばかりです。そのため、ますます相手を信用できず、「自分に対sて悪意を持っているに違いない」という猜疑心が生まれてしまうのです。
まさに、こういう人って、うちの会社に沢山いるよ。ウメザワもそうだしダルマもそうだし、ダメ課長もそう。
とにかく話し合わない。
自分の考えを伝えようとしない。
人の話を聞かない。
自分の考えを少しでも批判されることに耐えられない。
自分の持っている情報がいかに少ないか気づいていない。
また、こんな下りも
上から押さえつけられて自分の非力さを長期的に味わった人は、自分より弱いものに必要以上に厳格で批判的になるばかりか、弱者をコントロールしようと、暴力行使を行うことは、よくいわれる事です。
この辺も、ウメザワ、ダルマ、ダメ課長に共通する。
自分よりも立場が下だと見ると途端に態度が大きくなる。
こういう風にコミュニケーション能力が著しく欠如してる相手と交渉をしなければならない場合、この本では、とにかく相手の言い分をよく聞いて、相手との信頼関係を築くことが大切だと解説されていた。
確かにその通りだとは、思う。
相手に能力があるが、タダ単に表現力に乏しいだけの場合、僕は最大限聞く努力をする。研究所の人達というのがこういう傾向にある。だから、何をいっているのかすぐにわからなくても、わかるまでじっくり聞くようにしている。
研究所の人達の場合、わかるまでじっくり聞けば、彼らなりにちゃんと考えているということが理解できるので、じっくり聞くために時間をかけたとしても、それ以上に有益であることが多い。
が、しかし、うちのダメダメ連中のように、脳味噌の足りない連中が、どっかでなんかの電波を受信してしまったおかげで、オウム(鳥)の様に同じことを繰り返し言っているだけの場合、いくら聞いても、もともと何も考えていないので、結局時間の無駄となる。
これまで、何度も何度も、そのバカな考えを改善するために、「いろいろ考えてね」と言ってきている。これだけ繰り返せば僕がどこで突っ込んでくるかいい加減、学習しても良さそうなものだが、いくら言っても、ちっとも成長がみられない。
こんなバカ共を相手にする場合でも、じっくり聞かなければならないのか?
そんな無駄な時間をかけるくらいなら、相手を押さえ込んでしまった方が、よっぽど簡単なのだが。
ただし、僕が相手にこのような態度に出るまでは相当な時間をかけている。人には得手不得手があるので、ある1面だけがダメでも、ダメとは決めつけていない。彼らの能力が最大限発揮できる場面はどこか、いろいろな角度から模索しているのだが、何回も何回も僕の期待を裏切ってくれるので、最終手段として対決姿勢にて押さえつけるという手段に出ざるを得ないだけなのである。
自分が完璧でないと、押さえつけようとしても、重箱の隅をつつくようなことで反撃されてしまう。そのため、押さえつける態度に出る前には、突っ込まれそうな穴を全て埋めて、その状態を維持し続けながら押さえつけなければならない。
これは、非常に疲れる。
こんな疲れることをしなければならないから、僕だって押さえつけるような態度には出たくない。
多少お互いに穴があっても、お互いに補完しながら作業が進められれば、こんなに楽で効率的なことはない。
それでもなお、押さえつけなければ作業が滞ると判断せざるを得ない相手にも、寛容になれと?
僕には、まだまだ修行が足りないのか、実はもっと他にいい方法があるのか、今の僕には答えが見つけられない。
ISBN:4047133442 コミック 吉崎 観音 角川書店 2000/06 ¥567
2巻も買ってしまった...
ケロロ軍曹ネタが続く...
やはりアニメ版ではペコポンといっているのだそうだ。なにやら、ポコペンというのが放送禁止用語だというのが原因だそうな。
ポコペンというのは中国人に対する蔑称なのだそうだ。知らんかった。一体、いつの時代の蔑称なんだ?
やっぱり、マンガとアニメは違うのね。
マンガの連載が1999年からだったりして、ノストラダムスの予言ネタの話なんかも入っているのだが、アニメの方では上手い具合につじつまが合うようにアレンジされていたりする。
マンガではさらっと流してるところが、アニメでは細かく描かれていたり、マンガでは詳しくかかれているところが、アニメでは軽く流されていたり、今までのように原作のマンガを忠実にアニメ化しようとはしていないっぽい。
やっぱりアニメはアニメの良さが出るようにアレンジしたほうがいいのだろう。
アニメのアレンジ最高!
2巻も買ってしまった...
ケロロ軍曹ネタが続く...
やはりアニメ版ではペコポンといっているのだそうだ。なにやら、ポコペンというのが放送禁止用語だというのが原因だそうな。
ポコペンというのは中国人に対する蔑称なのだそうだ。知らんかった。一体、いつの時代の蔑称なんだ?
やっぱり、マンガとアニメは違うのね。
マンガの連載が1999年からだったりして、ノストラダムスの予言ネタの話なんかも入っているのだが、アニメの方では上手い具合につじつまが合うようにアレンジされていたりする。
マンガではさらっと流してるところが、アニメでは細かく描かれていたり、マンガでは詳しくかかれているところが、アニメでは軽く流されていたり、今までのように原作のマンガを忠実にアニメ化しようとはしていないっぽい。
やっぱりアニメはアニメの良さが出るようにアレンジしたほうがいいのだろう。
アニメのアレンジ最高!
ISBN:4047133078 コミック 吉崎 観音 角川書店 1999/12 ¥567
久々にはまった。漫画というよりはアニメの方。土曜の10時からやっている。
たまたま土曜にぼーっとテレビを見ていたら、やっていたのが始まり。久々のヒット。超〜笑える。
子供向けのアニメの様であって、実はガンダム世代を狙っているとしか思えない。数々のギャグが、その世代にはツボはまるはず。
漫画はどことなくいまいちなのだが、テレビは最高。DVD BOXを買ってしまいそうな勢い。
久々にはまった。漫画というよりはアニメの方。土曜の10時からやっている。
たまたま土曜にぼーっとテレビを見ていたら、やっていたのが始まり。久々のヒット。超〜笑える。
子供向けのアニメの様であって、実はガンダム世代を狙っているとしか思えない。数々のギャグが、その世代にはツボはまるはず。
漫画はどことなくいまいちなのだが、テレビは最高。DVD BOXを買ってしまいそうな勢い。
ISBN:4344003144 単行本 高橋 裕ニ 幻冬舎 2003/03 ¥1,050
文字が大きくて読みやすかった。
本当にありそうな、一つのベンチャー企業の話。
ニワトリは怪我をした仲間がいると、みんなでつついて殺してしまうのだそうだ、そのような会議をするべきではないというのが主なお話の内容。
そういえば昔、「罪を憎んで人を憎まず」なんてセリフがあったな。そんな感じ。
今持っている、知識と経験をフル活用したのだが、失敗してしまったということは、責められるような事ではない。そこで、失敗の原因を解明し、次回に同じ原因で失敗することを繰り返さなければOK。その代わり、何の対策もなしに、また同じ原因の失敗を繰り返した場合は、責められる。
僕が下のものと接するときには、いつも心がけている事と同じかな。ただ、上のものと接する場合には、僕が考えるような事は
出来て当然、僕以上の事ができて当たり前と考えてしまうので、ニワトリ状態になってしまう事が多々ある。
この本の中には、上司ニワトリの扱い方は出てこないのだが、上司に対しても同じように接した方がいいんだろうか?
文字が大きくて読みやすかった。
本当にありそうな、一つのベンチャー企業の話。
ニワトリは怪我をした仲間がいると、みんなでつついて殺してしまうのだそうだ、そのような会議をするべきではないというのが主なお話の内容。
そういえば昔、「罪を憎んで人を憎まず」なんてセリフがあったな。そんな感じ。
今持っている、知識と経験をフル活用したのだが、失敗してしまったということは、責められるような事ではない。そこで、失敗の原因を解明し、次回に同じ原因で失敗することを繰り返さなければOK。その代わり、何の対策もなしに、また同じ原因の失敗を繰り返した場合は、責められる。
僕が下のものと接するときには、いつも心がけている事と同じかな。ただ、上のものと接する場合には、僕が考えるような事は
出来て当然、僕以上の事ができて当たり前と考えてしまうので、ニワトリ状態になってしまう事が多々ある。
この本の中には、上司ニワトリの扱い方は出てこないのだが、上司に対しても同じように接した方がいいんだろうか?
ブッタとシッタカブッタ〈2〉そのまんまでいいよ
2004年3月14日 読書
ISBN:4840107726 単行本 小泉 吉宏 メディアファクトリー ¥950
4コンマ漫画なのだが、心の薬とでも言おうかなんと言おうか、そん感じ。すごくわかりやすい形式で、心を強くする方法が書いてあるような気がする。
僕の場合、自分自身についていつも考えていることと、この本に書いてあることはかなり近い感じがする。いいもわるいも全て受け入れる。受け入れた上でどうするか考えるって感じ。
自分に対して「こうじゃなきゃいけない」と役割を決めつけてしまいがちで、決めつけてしまうことによって身動きがとれなくなっている人にはいいかも。
ただ聞く耳を持たない人、類似した経験をしたことのない人には、この本を読んでも得るものがあまりないかもしれない。
まぁただの漫画なので、気楽に読めば。
4コンマ漫画なのだが、心の薬とでも言おうかなんと言おうか、そん感じ。すごくわかりやすい形式で、心を強くする方法が書いてあるような気がする。
僕の場合、自分自身についていつも考えていることと、この本に書いてあることはかなり近い感じがする。いいもわるいも全て受け入れる。受け入れた上でどうするか考えるって感じ。
自分に対して「こうじゃなきゃいけない」と役割を決めつけてしまいがちで、決めつけてしまうことによって身動きがとれなくなっている人にはいいかも。
ただ聞く耳を持たない人、類似した経験をしたことのない人には、この本を読んでも得るものがあまりないかもしれない。
まぁただの漫画なので、気楽に読めば。
ISBN:4396611323 単行本 斎藤 茂太 祥伝社 ¥1,500 人づきあいのコツを軽妙なエッセイにまとめた好著である。精神科医としての豊富な経験と知識を下敷きにしながらも堅苦しくならずに、日常生活でのコミュケーションに実際に役立つ「おつきあい」の方法を、自身の経験に照らしつつ平易に解説している。 著者は「すみません」などのおわびの言葉が、日本文化ではコミュニケーション手段…
こいつの文庫本版が出ていたので思わず買ってしまった。
まさに、王子のことについて書いてある本だった。あちらこちらに王子の行動例が出ていた。
さらに、王子のような人々とうまくつきあっていくためには、どうしたらいいかということも書いてあった。
が、しかし、絶対無理。そんなつきあい方。
「責めてはいけない」「一段引いて持ち上げる」「おだて、ほめる」ということをすると、王子ともうまくコミュニケーションが取れるらしい。
いや、無理だって。
隣近所のつきあいみたいに、波風さえ立たなければそれでいいという関係ではないのだから、むちゃくちゃ、利害が絡んでいるのだから、自分に害を与える人にそこまで寛大になるのは僕には無理。
きっと筆者が精神科医だから、そういう対応ができるのだろう。
困ったちゃんの行動分析として、参考程度に読むのはいいかも。
こいつの文庫本版が出ていたので思わず買ってしまった。
まさに、王子のことについて書いてある本だった。あちらこちらに王子の行動例が出ていた。
さらに、王子のような人々とうまくつきあっていくためには、どうしたらいいかということも書いてあった。
が、しかし、絶対無理。そんなつきあい方。
「責めてはいけない」「一段引いて持ち上げる」「おだて、ほめる」ということをすると、王子ともうまくコミュニケーションが取れるらしい。
いや、無理だって。
隣近所のつきあいみたいに、波風さえ立たなければそれでいいという関係ではないのだから、むちゃくちゃ、利害が絡んでいるのだから、自分に害を与える人にそこまで寛大になるのは僕には無理。
きっと筆者が精神科医だから、そういう対応ができるのだろう。
困ったちゃんの行動分析として、参考程度に読むのはいいかも。