長いこと病欠していた若いのが最近、復帰した。
長いこと病欠というと、最近流行のストレスから来るメンタル面のあれ。
長い間、極度の睡眠不足が続けば、誰でも発病する。個人の考え方や性格により、多少発病までの間隔にブレはあるものの、誰にでも起きうることだと思っている。
病気になったことに関して、彼には全く落ち度はない。
それは、さておき、彼は今、残業禁止状態でリハビリ中である。
で、ちょっと困っている。プライドが高いおかげで扱いにくくて。
彼は自分がやりたいこと、もしくは自分でできると思っていることと、彼の実力が釣り合っていない。
彼は就職して4年目くらいなのかな?
なのに、自分はプロパーだからサブリーダとして外注を手足の様に使って仕事がやれるだとか、自分は客先業務について教育を受けているから客先業務に関する機能設計がやれるだとか思っているらしい。
実際にそういう内容の話を口走ることがある。
経験年数が浅いからやれないということはないのだが、彼の場合、彼が希望している仕事をするのには、明らかに実力不足なのである。
まず、製造経験が少ないおかげで、複雑な事象を単純な事象の組み合わせで表現し直す訓練が不十分。
製造することだけでしか、この訓練ができないわけではないが、製造以外の手段でこの訓練をしようとするとかなり困難。
この訓練が不十分であると、機能設計はもちろん、詳細設計すら十分に行うことができない。
実際に彼が作った資料からは、分割の粒度が揃っていなかったり、組み合わせに矛盾したところがあったりと、訓練不足と見られる点がいくつも存在する。
さらに、彼は他人の話を聞かない。どういう訳か、必ず他人の話が終わる前に、自分の話を被せてくる。
こちらの質問が終わる前に、回答してくるので、いつも聞きたいことと違う回答をしてくる。
望む回答ではないので、もう一度質問を繰り返すのだが、またかぶってきてトンチンカンな回答をしてくる。
ホントに聞きたいことを引き出すまでに、3,4回は同じ説明を繰り返さなければならい。
他人と話をするときに、かぶってくる人というのは、他人の話を理解しようとする姿勢が薄いことが多い。
はじめから、自分の先入観で話を聞いているために、相手の言うことが理解できていない。理解しようともしていない。
その結果、いつまで経ってもお互いの主張が平行線のまま、すりあわせをすることができずに、不毛な話し合いになることが多い。
他人の話は、ちゃんと聞いて、引くときは引く、押すときは押さないと。
例えその一場面では、相手の間違った主張を受け入れたとしても、最終的にこちらが考える目的に向かってくれれば、それでOK。
その場の議論には負けたような気分になるかもしれないが、試合に負けて勝負に勝てばそれでOK。
そういったことができなければ、人を束ねて作業するなんてことは、到底無理な話。
彼に足りない点は明らかなのだが、彼には自覚がない。むしろ自分はやれると思っている。
本来なら、明確に結果の出る作業をさせて、彼の足りないところを浮き彫りにして、一旦鼻っ柱をへし折ってから、じゃぁ足りないところを補っていこうかという方向になるのだが...
今の状態で、彼にそんなことしたら、彼の高いプライドを傷つけることになってしまう。そなって、また、彼の病状が悪化したらと思うと、荒療治には出れなかったりする。
彼はやりたがる、
こんなのっぴきならない状況なのに、できないとわかっている人に任せる訳にはいかない
彼に自覚させて再訓練が必要
彼に自覚させると、彼の病状が悪化するかもしれない
彼が自ら気づいてくれるといいのだが
このタイプの人間は、なかなか自分の欠点には気付かない。気付こうとしない
う〜む、手詰まりだ。どうしたものか。
十分サポートできるほど余裕ができるまで、のらりくらりかわしながら行くしかないのかな。
長いこと病欠というと、最近流行のストレスから来るメンタル面のあれ。
長い間、極度の睡眠不足が続けば、誰でも発病する。個人の考え方や性格により、多少発病までの間隔にブレはあるものの、誰にでも起きうることだと思っている。
病気になったことに関して、彼には全く落ち度はない。
それは、さておき、彼は今、残業禁止状態でリハビリ中である。
で、ちょっと困っている。プライドが高いおかげで扱いにくくて。
彼は自分がやりたいこと、もしくは自分でできると思っていることと、彼の実力が釣り合っていない。
彼は就職して4年目くらいなのかな?
なのに、自分はプロパーだからサブリーダとして外注を手足の様に使って仕事がやれるだとか、自分は客先業務について教育を受けているから客先業務に関する機能設計がやれるだとか思っているらしい。
実際にそういう内容の話を口走ることがある。
経験年数が浅いからやれないということはないのだが、彼の場合、彼が希望している仕事をするのには、明らかに実力不足なのである。
まず、製造経験が少ないおかげで、複雑な事象を単純な事象の組み合わせで表現し直す訓練が不十分。
製造することだけでしか、この訓練ができないわけではないが、製造以外の手段でこの訓練をしようとするとかなり困難。
この訓練が不十分であると、機能設計はもちろん、詳細設計すら十分に行うことができない。
実際に彼が作った資料からは、分割の粒度が揃っていなかったり、組み合わせに矛盾したところがあったりと、訓練不足と見られる点がいくつも存在する。
さらに、彼は他人の話を聞かない。どういう訳か、必ず他人の話が終わる前に、自分の話を被せてくる。
こちらの質問が終わる前に、回答してくるので、いつも聞きたいことと違う回答をしてくる。
望む回答ではないので、もう一度質問を繰り返すのだが、またかぶってきてトンチンカンな回答をしてくる。
ホントに聞きたいことを引き出すまでに、3,4回は同じ説明を繰り返さなければならい。
他人と話をするときに、かぶってくる人というのは、他人の話を理解しようとする姿勢が薄いことが多い。
はじめから、自分の先入観で話を聞いているために、相手の言うことが理解できていない。理解しようともしていない。
その結果、いつまで経ってもお互いの主張が平行線のまま、すりあわせをすることができずに、不毛な話し合いになることが多い。
他人の話は、ちゃんと聞いて、引くときは引く、押すときは押さないと。
例えその一場面では、相手の間違った主張を受け入れたとしても、最終的にこちらが考える目的に向かってくれれば、それでOK。
その場の議論には負けたような気分になるかもしれないが、試合に負けて勝負に勝てばそれでOK。
そういったことができなければ、人を束ねて作業するなんてことは、到底無理な話。
彼に足りない点は明らかなのだが、彼には自覚がない。むしろ自分はやれると思っている。
本来なら、明確に結果の出る作業をさせて、彼の足りないところを浮き彫りにして、一旦鼻っ柱をへし折ってから、じゃぁ足りないところを補っていこうかという方向になるのだが...
今の状態で、彼にそんなことしたら、彼の高いプライドを傷つけることになってしまう。そなって、また、彼の病状が悪化したらと思うと、荒療治には出れなかったりする。
彼はやりたがる、
こんなのっぴきならない状況なのに、できないとわかっている人に任せる訳にはいかない
彼に自覚させて再訓練が必要
彼に自覚させると、彼の病状が悪化するかもしれない
彼が自ら気づいてくれるといいのだが
このタイプの人間は、なかなか自分の欠点には気付かない。気付こうとしない
う〜む、手詰まりだ。どうしたものか。
十分サポートできるほど余裕ができるまで、のらりくらりかわしながら行くしかないのかな。
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