何も変わらず

体制変更があった。

一旦、僕はサブリーダに降格だったのだが、またリーダに戻された。

ちなみに、サブリーダの間も扱いは全く変わらず。なぜか全ての問い合わせと、全ての判断は僕にゆだねられる。それでも別にかまわないのだが、全ての情報が僕の所に集まってくるわけではないので、答えられない、判断できない状況だったりする。

情報収集しないお前がいけないんだろと言われればそれまでなのだが、他にもユーザ調整だの、残件整理だの、構成管理だのといろいろあるわけで、手が回らない。

手が回らなかったから、サブリーダに降格だったのに、全く作業量に変化が無かったのがミソ。

というわけで、またリーダだと言われたところで、今までと全く状況変化なし。

僕としては、各サブリーダが、整理された情報を上げてくれて、必要なら問い合わせにも答え、ある程度の判断をしてくれて最終確認だけを僕にあげてくれるという動きをしてくれることを期待しているのだが、僕の期待通りに動けるような人達ではないので、仕方あるまい。

できない人達に、無理にヤレと言ったところで、どうせできないのだから。

彼らを育てる義理は僕にはないし、できないならできないなりに使うしかないな。

プロジェクトリーダって、できる人間がまれにしか存在しない状況下で、できない人間をいかにできないなりに使うかということが重要な仕事なのね。

できない人が、なぜできないのか、どうしても理解に苦しむため、できないなりに使えといわれても、これまた難しかったりする。

僕がまっとうにプロジェクトリーダをこなせるようになる日は、まだまだ遠そうだ。