ちょっとした打ち合わせがあって(オボッチャマ対策の一環)があって、「太郎君は技術的な観点で仕事をしてくれているんだよね」と聞かれて「いいえ」と答えた。

そしたら、部長、課長連中が驚いていた。

お客さんに報告する障害内容をレビューしたり、問題に対する今後の対策の報告を考えたりということは、技術的なバックボーンがあっての作業じゃないの?

とも聞かれた。

あぁぁぁ、そういわれればそうかも。それを技術的というなら、技術的に仕事をしているんでしょう。

しっかし、ここに来てから、頭から湯気が出るほどフル回転で頭を使わなければならなかったことは一度もない。

僕にとって技術的ということは、頭から湯気が出ていることを言う。

どんなときに、湯気が出るかというと、主に設計時。

漏れが発生しないように要求分析したり、クラス図を書いて、状態遷移やシーケンスに矛盾が生じないか考えながらモジュール設計を
したりするときに、よく湯気が出る。

くっだらないバグの報告書を書いたり、やって当たり前のことがやられていないことをやるようにしているだけでは、技術的な作業だとは全然思っていなかった。

UNIXが使えるとかC言語を知っているとかそういったレベルの話は、技術的なことだとは思っていない。

もの書きの人が、紙と鉛筆が使えますというのと同じレベルだと思っている。

それが道具で、それをネタに給料もらっているのだから、使えるのが当たり前。

もの書きなら、どれだけ面白い物語が書けるかが重要だし、SEならどれだけ品質の高いものが作れるかということが重要。

ちなみに、品質とはバグが無いことだけを表すものではない。

品質が高いつうことは、バグがないなんてことは当たり前。どれだけ客の隠れた要求を引き出して、使いやすく便利な機能を提供するかつうこと。


バグが出ないようにすることで精一杯の人達に、そこまで期待することが酷だつうことか。

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