ラララ〜

2006年2月1日 お仕事
1つの事柄に2つ以上の意味を持たせるのは嫌いだ。

例えば、1つの変数が2つ以上の意味を持つ。
例えば、1つの関数が引数によって2つ以上の意味の異なる結果を返す。
例えば、第1引数の種別によって、第2引数の受け取る内容が変わる。
例えば、電文のヘッダー部は共通なのに、受け取る機能によってデータ部のフォーマットが変化する。

なんで、こういのうが嫌いかというと、1つことに2つの意味を持たせるということは、誰かがどこかでそれを判断しなきゃいけなくなるから。

下手したら、呼び出し側で判断して、呼び出され側で判断しなきゃならない場面だって出てくるだろうに。

判断する箇所が増えるということは、それだ判断文が増えるということ。

判断文が増えれば複雑性が増す。
判断分が増えればそれだけテストのパターンが増える。
判断文が増えればそれだけバグの作り混む確率が上がる。

つうことはだ、品質を維持することがより難しくなるっつうことだ。
後で、コードを見たときの可読性も落ちるし、保守・メンテナンスもしにくくなるつうことだ。

つうことはだ、余計な作業が増えるつうことだ。それだけ帰るのも遅くなるわけだ。

ふざけんな、ボケ!と、怒りたくもなるわ。


そして今日もまた新たな例を発見。

1つのレコードに複数の異なる意味で使われるレコードが混ざっている。

ある処理では、こことここのフィールドしか使わないし、また、ある処理では、あそことここのフィールドしか使わないという具合に。

は〜〜〜〜〜〜〜〜、がっくし。

情報処理の基本情報技術者試験でいうところの、DBの正規化が全くできていないというやつだ。

データを処理するんだから、対象がフラットファイルでもDBMSでも、データの取り扱いは同じだろうに。
基本よ基本。新人の頃に、一様に勉強させられる基本中の基本のはずなのに、なんでそんなことも考えようとしない?

一部じゃなくて、ほとんどの項目がそうだからね。これがまた、何人もの人間で頭を付き合わせて、何週間もかけて決めた結果だからね。笑っちゃう。もう、おかしくって、歌っちゃう。ラララ〜

指摘したところで、「もう作っちゃってる人もいるし、みんなで決めたからコレでいいの」といわれるのがオチ。

おかげで、また、無駄な処理でコードがふくれあがっていく。

あ〜も〜、仕方ないから作るけど、こんなアプリケーションをテストするなんて、めんどくせぇなぁ。

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