嫌な予感

仕様を考えていたり、モジュール構成を考えているときに、その時には理由はよくわからないのだが、嫌な感じがするときがよくある。

そういうときは、気のせいと思わずに嫌な感じを受けた原因を徹底的に洗い出すようにしている。

原因を探してみると、大抵、致命的な欠陥が見つかる。

恐らく、今までの経験上で、このパターンはうまくいかないというのが蓄積されているて、そのパターンにはまるものが出てくると、瞬時にアラームが上がるんだろう。

めんどくさがりで、何よりも無駄な作業が大嫌いな性格が幸いして、こんな特技が身に付いたのかもしれん。


でだ、わっかりにくいサーバ仕様書群から、断片的な情報をかき集めて、クライアントの機能仕様を作ってモジュール構成も設計しているわけだが、仕様書から情報をかき集めている時点で、アラームが上がりまくりなんですが...

も〜、スリーセブンがそろって大当たりしているかのごとく、サイレンが鳴りっぱなしなんですけど...

本来ならサーバの仕様を見直すべきなんだが、既にこの仕様でサーバは製造に入ってしまっているので変更は不可能。

仕方ないので、クライアント側で矛盾点を吸収するようにしている。多少、おかしな構造にはなるが、それでもクライアント側に矛盾が起こらないように作れそうな見通しは立った。

だけどね、サーバは僕のクライアント以外のクライアントにも別のサービスを提供していたりもする。
動かしてみたら、サーバ側で処理の矛盾が絶対に発生すると思うんだよな。

前にも書いたと思うが、アプリケーションの取りうる状態が一切検討されていないので、いざ動かしてみたら、電文のタイミングやらなにやらで、状態の矛盾が発生するんだろうな。

当然、指摘はしているさ。でも、僕もサーバ全体の機能が見えているわけじゃないから、「おかしくないの？」「大丈夫なの？」程度の警告をあげるのが精一杯さ。

今更、僕がサーバの機能を洗い出して、今の仕様で矛盾がないか全てを検証してやるわけにもいかないし。つうか、サーバの機能の説明が断片的にいろんな資料に飛び散っているので、僕には集められないさ。

イヤ〜な予感がココまでハッキリしているのに、何の対策もとれないってのが辛いね。
結合したら、サーバは絶対まともに動かないよ。でもって、動かない原因も非常に探しにくいと思う。

ココまで来たら僕に出来ることは、なるべく関わらないこと。

自分の責任範囲を切り離して、向こうが火を噴いてもこっち側に被害が及ばないように、段取りを踏んでおかなきゃ。