emacs

2005年10月20日 お仕事
今度はUNIXでの開発。

どういう訳か、ここの人達はみんなvi使い。誰もemacsを使おうとしない。

理由を聞いたら、

viならどこのプロジェクトに行っても必ずあるけど、emacsは環境依存だからとのこと。さすが傭兵部隊、行っていることに筋が通っている。

おかげで、ここの開発マシンにはオープンソース系のツールが全く入っていない。

普通こういうUNIX系の開発だと、中に必ず一人はマニアがいて、いろいろツールをインストールしまくったり、環境を整えたりするのだが、ここの部署にはUNIXマニアはいないらしい。

僕はというと、emacs使い。開発者ならemacsを使えと洗脳されてきたので、viを開発で使うことは体が受付ない。

viを使うと開発効率が3割は低減する。誰がなんというおうとemacsの環境を作らずにはいられない。

とはいうものの、今までの部署では必ずマニアがいて、環境を整えてくれていたので、いざ自分で環境を作るとなるとどうしたらいいやら。

ま〜時間がかかった。

まず、emacs本体を探してきて、makeしようとしたら、あんたのOSタイプはサポートしないと言われて、初っぱなから躓くし。更に調べると、OSのインストールメディアの中に、emacsが含まれていて、makeなんかしなくてもインストールすればいいことが判明。そしてインストール。

.emacsを編集して、画面のスタイルとcc-modeのスタイルを設定。

ソースファイルを編集してみて、日本語が入力できないことに気づく。

さーてどうしたものか、UNIXの場合、日本語入力サーバを立てて、そこに接続するlispを呼び出せばいいというのは、なんとなくわかっているが...

サーバとlispの組み合わせが不明。

散々調べたあげく、cannaを使うことに。cannaのmakeで、xmakmfにパスが通って無くて引っかかった。なんとか探してcannaサーバ起動。

次はlispだ。egg+cannaパッチが良さそうだったのだが、どうにもpatchコマンドが上手く動かなくて断念。
色々調べると、emacs本体にパッチを当てると簡単にできそうな手段もあったが、emacs本体はインストールパッケージなのでパッチは当てられない。
かなりマイナーな手段だが、ycというのを発見。make実施。ここでもまたコンパイラがデフォルトでgccなのに引っかかり、SUM_LENマクロの未定義で引っかかり、と躓きっぱなしだが、どうにかビルド。

ここまでやって、emacs+日本語環境を作るのに丸1日かかってしまった。

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