無駄な会議

2005年4月5日 お仕事
ダルマとダメ課長とその仲間達が、会議をしていた。無駄な会議を。

案件の各種検討事項を検討する会議なのだが、何故かみなさん手ぶら。ブレインストーミングならまだわかるが、問題点がはっきりしている会議に何故手ぶら?

会議というのは、当たり前だが頭数をそろえて、それなりの時間メンバを拘束するものである。
それぞれのメンバがそれぞれの作業をすれば、頭数分の働きとなるものを、面と向かって話さなければ解決できない問題を解決するために、一カ所に集めてそれぞれの作業を中断させるものである。

要するに会議というのは非常にコストの高い作業。

そういう意識の無い連中が集まって会議をすると、往々にして無駄な会議になりやすい。

特に何か決めるという場合、集まったその場で決めようといったって決まるわけがない。船頭多くしてなんとか、という状態になるだけである。

少なくとも中心となるメンバが、会議で決めなければならないこと、決めるためのたたき台となる資料、問題の範囲、くらいは最低限はっきりさせておかなければならない。

中心メンバがやらなくとも、適任者に事前に考えさせておくのでも可。

会議では、事前に準備したことを効率よく参加メンバに説明するために資料は必須。もっといえば、事前配布することが必須。

こうすることにより、会議に臨む時点で各メンバが各自の考えを持つことになり、会議では共通のバックボーンを元に意見交換が効率よく進むことになる。

もし意見が対立した場合、すぐに決められるならその場で決めてしまっても構わないが、決まらないようなら保留にして別途考えるべきである。意見が対立するということは、その事柄に対して考慮が足りなかったということがはっきりするということである。それがはっきりしただけでも、会議の意義は十分ある。


会議とはそういうものなのに手ぶらで集まっているというのは理解に苦しむ。もし僕がそのメンバにいたならば、即刻中止させて適任者にたたき台を作らせてるところだ。

無駄な会議は嫌いだ。

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