闇鍋

支援先には、各方面からいろいろな人達が集められている。すぐ近くの部署の人や、隣の国の人や、どういう経緯で招集されたのか謎な外注さんや、全然関係ない部長や課長など。

50人くらいは集められているのかなぁ。

さすがにこれだけいるといろんな人がいる。

十分な実力を持っているのや、手伝いに来てるのか邪魔しに来てるのかわかんないようなのや、やる気があるのや、まるっきり他人事なのなど。

もう、闇鍋状態。

闇鍋の具達は、忙しいせいと、物件自体がボロボロで見てるだけでうんざりする状態なせいもあって、ほとんどの人間が、できれば抜けたがっている。

僕の場合はどうかというと．．．

こんな泥沼プロジェクトだとかなり上の人まで注目している。そのため、ここで名前を売っておけば何か面白そうな仕事がある時に手を挙げやすくなるし採用もされやすくなる、もしかしたら評価も上がる可能性があると考える。

そういう隠れたメリットがあるとしても、泥沼プロジェクトはイヤなものなので、一刻でも早く終わらせて抜けたいと思う。

何を任されても、集められてきたどんな人より上手くやれる自信はある。

そうなると．．．

一時は負荷がかかって大変になるが、自分が中心になって全部1人で、とっとと片づけてやるというくらいの勢いになってくる。僕がいなけりゃ回らないという状況にまで持っていきたいと考える。

もうこの時点で嫌々やっている方々とは、モチベーションに雲泥の差が生じる。モチベーションの違いは、作業の結果の差として大きく出てくる。こうなると、僕の思うつぼ。

まぁどんな状況でも、ものは考えようというところか。

しっかし、体は正直なもので、最近ちょっと限界気味。あちらこちらにガタが出てきてる。意識の持ちようは、いくらでも制御がきくのだが、体の疲労はどうしようもない。
いくらやる気があっても、体をこわしちゃもともこもないし。
最近ちょっとペースダウン気味。

なかなか、思うようにはいかない。