だって、だって

今日もダルマ達が騒いでいた。

御上の対応部署が使えないらしく、訳のわかんない事を要求してくるらしいのだが、それについていちいち、ダルマ達は「こないだと言ってることが違う」とか「向こうの要求通りにやっただけだ」とか「だって、だって」と訳のわかんないことを言っていた。

また、アホな御上の対応部署と直接話すのがイヤだとかなんとか、これまた訳のわかんない理由で、間にダメ課長を入れてダメ課長に御上との対応を任せてるもんだから、余計に話がこじれている模様。

若者がどうしてもこのような対応になってしまうのは仕方ないので許そう。でも君たちは三十路もとうにすぎてるし、主任になって何年も経ってるのでしょ。若者と同じ対応をしてどうする。

対応部署が使えない、ダメ課長も使えないということは、始めからわかっていることなのだから、プロジェクト全体が滞り無く進むように、自らが先頭に立って行動すればいいだけだろうに。

問題となりそうなことはあらかじめ洗い出す。
対応部署がアホなら、上手い具合に使ってこちらで舵取りをする。
対応部署からアホな要求が出てきたら、要求が出てきた原因を押さえて最善の解決策を提示する。
対応部署が出してきそうなアホな要求をあらかじめ予測して、そもそもそんな要求が出せないようにしておく。
客先の要求を対応部署が曲げて伝えてきているようなら、直接客先に出向いて自分で直接要求を聞く。

等々、下らんことで「だって、だって」と文句を言う前に、やれることはいくらでも、あんだろ。

そこは、自分の役割じゃないとか言って逃げてる場合じゃないだろ。そもそも、主任クラスなら、役割は与えられるものじゃなくて自分でつかむもんだろ。

是非彼らとは、一度一緒に仕事がしてみたいものだ。そうしたら、その甘ったれた根性を根本から叩き直してやるのに。