SBN:4569635229 新書 野沢 聡子 PHP研究所 2004/09/16 ¥735
コミュニケーションスキルに関して、交渉に重点を置いた内容だった。
本の中にも書かれているが、交渉云々よりも基礎的なコミュニケーションに関する説明が大部分を占めていた。
ちょっと面白い行があったので引用。
まさに、こういう人って、うちの会社に沢山いるよ。ウメザワもそうだしダルマもそうだし、ダメ課長もそう。
とにかく話し合わない。
自分の考えを伝えようとしない。
人の話を聞かない。
自分の考えを少しでも批判されることに耐えられない。
自分の持っている情報がいかに少ないか気づいていない。
また、こんな下りも
この辺も、ウメザワ、ダルマ、ダメ課長に共通する。
自分よりも立場が下だと見ると途端に態度が大きくなる。
こういう風にコミュニケーション能力が著しく欠如してる相手と交渉をしなければならない場合、この本では、とにかく相手の言い分をよく聞いて、相手との信頼関係を築くことが大切だと解説されていた。
確かにその通りだとは、思う。
相手に能力があるが、タダ単に表現力に乏しいだけの場合、僕は最大限聞く努力をする。研究所の人達というのがこういう傾向にある。だから、何をいっているのかすぐにわからなくても、わかるまでじっくり聞くようにしている。
研究所の人達の場合、わかるまでじっくり聞けば、彼らなりにちゃんと考えているということが理解できるので、じっくり聞くために時間をかけたとしても、それ以上に有益であることが多い。
が、しかし、うちのダメダメ連中のように、脳味噌の足りない連中が、どっかでなんかの電波を受信してしまったおかげで、オウム(鳥)の様に同じことを繰り返し言っているだけの場合、いくら聞いても、もともと何も考えていないので、結局時間の無駄となる。
これまで、何度も何度も、そのバカな考えを改善するために、「いろいろ考えてね」と言ってきている。これだけ繰り返せば僕がどこで突っ込んでくるかいい加減、学習しても良さそうなものだが、いくら言っても、ちっとも成長がみられない。
こんなバカ共を相手にする場合でも、じっくり聞かなければならないのか?
そんな無駄な時間をかけるくらいなら、相手を押さえ込んでしまった方が、よっぽど簡単なのだが。
ただし、僕が相手にこのような態度に出るまでは相当な時間をかけている。人には得手不得手があるので、ある1面だけがダメでも、ダメとは決めつけていない。彼らの能力が最大限発揮できる場面はどこか、いろいろな角度から模索しているのだが、何回も何回も僕の期待を裏切ってくれるので、最終手段として対決姿勢にて押さえつけるという手段に出ざるを得ないだけなのである。
自分が完璧でないと、押さえつけようとしても、重箱の隅をつつくようなことで反撃されてしまう。そのため、押さえつける態度に出る前には、突っ込まれそうな穴を全て埋めて、その状態を維持し続けながら押さえつけなければならない。
これは、非常に疲れる。
こんな疲れることをしなければならないから、僕だって押さえつけるような態度には出たくない。
多少お互いに穴があっても、お互いに補完しながら作業が進められれば、こんなに楽で効率的なことはない。
それでもなお、押さえつけなければ作業が滞ると判断せざるを得ない相手にも、寛容になれと?
僕には、まだまだ修行が足りないのか、実はもっと他にいい方法があるのか、今の僕には答えが見つけられない。
コミュニケーションスキルに関して、交渉に重点を置いた内容だった。
本の中にも書かれているが、交渉云々よりも基礎的なコミュニケーションに関する説明が大部分を占めていた。
ちょっと面白い行があったので引用。
「話し合わない」態度は、問題可決法の観点からみると、「回避・先送り」の中でも、とくに利己的な態度といえるでしょう。〜略〜
「利己的解決法」を取る人の特徴は、「他人と接触せずに、いつも1人で、自分の得た情報を頼りに行動し、しかも、自分のゴールは他人とは無関係と考えている点」だそうです。
この傾向にある人は、多くの場合、誰かと「衝突」しても、自分の立場について反論することもありません。踏み込んだ対話の訓練が未熟なため、限られた経験や知識から得た不完全な情報だけで、自分なりの結論を出してしまうのです。しかも、彼らにとって正しいことは自分が最初に出した結論だけなのです。「これこそ正しいのだ」と確信してしまうので、彼らは他の意見を聞く耳をまったく持ち合わせていません。結果的に、情報不足になり、相手への警戒心は高まるばかりです。そのため、ますます相手を信用できず、「自分に対sて悪意を持っているに違いない」という猜疑心が生まれてしまうのです。
まさに、こういう人って、うちの会社に沢山いるよ。ウメザワもそうだしダルマもそうだし、ダメ課長もそう。
とにかく話し合わない。
自分の考えを伝えようとしない。
人の話を聞かない。
自分の考えを少しでも批判されることに耐えられない。
自分の持っている情報がいかに少ないか気づいていない。
また、こんな下りも
上から押さえつけられて自分の非力さを長期的に味わった人は、自分より弱いものに必要以上に厳格で批判的になるばかりか、弱者をコントロールしようと、暴力行使を行うことは、よくいわれる事です。
この辺も、ウメザワ、ダルマ、ダメ課長に共通する。
自分よりも立場が下だと見ると途端に態度が大きくなる。
こういう風にコミュニケーション能力が著しく欠如してる相手と交渉をしなければならない場合、この本では、とにかく相手の言い分をよく聞いて、相手との信頼関係を築くことが大切だと解説されていた。
確かにその通りだとは、思う。
相手に能力があるが、タダ単に表現力に乏しいだけの場合、僕は最大限聞く努力をする。研究所の人達というのがこういう傾向にある。だから、何をいっているのかすぐにわからなくても、わかるまでじっくり聞くようにしている。
研究所の人達の場合、わかるまでじっくり聞けば、彼らなりにちゃんと考えているということが理解できるので、じっくり聞くために時間をかけたとしても、それ以上に有益であることが多い。
が、しかし、うちのダメダメ連中のように、脳味噌の足りない連中が、どっかでなんかの電波を受信してしまったおかげで、オウム(鳥)の様に同じことを繰り返し言っているだけの場合、いくら聞いても、もともと何も考えていないので、結局時間の無駄となる。
これまで、何度も何度も、そのバカな考えを改善するために、「いろいろ考えてね」と言ってきている。これだけ繰り返せば僕がどこで突っ込んでくるかいい加減、学習しても良さそうなものだが、いくら言っても、ちっとも成長がみられない。
こんなバカ共を相手にする場合でも、じっくり聞かなければならないのか?
そんな無駄な時間をかけるくらいなら、相手を押さえ込んでしまった方が、よっぽど簡単なのだが。
ただし、僕が相手にこのような態度に出るまでは相当な時間をかけている。人には得手不得手があるので、ある1面だけがダメでも、ダメとは決めつけていない。彼らの能力が最大限発揮できる場面はどこか、いろいろな角度から模索しているのだが、何回も何回も僕の期待を裏切ってくれるので、最終手段として対決姿勢にて押さえつけるという手段に出ざるを得ないだけなのである。
自分が完璧でないと、押さえつけようとしても、重箱の隅をつつくようなことで反撃されてしまう。そのため、押さえつける態度に出る前には、突っ込まれそうな穴を全て埋めて、その状態を維持し続けながら押さえつけなければならない。
これは、非常に疲れる。
こんな疲れることをしなければならないから、僕だって押さえつけるような態度には出たくない。
多少お互いに穴があっても、お互いに補完しながら作業が進められれば、こんなに楽で効率的なことはない。
それでもなお、押さえつけなければ作業が滞ると判断せざるを得ない相手にも、寛容になれと?
僕には、まだまだ修行が足りないのか、実はもっと他にいい方法があるのか、今の僕には答えが見つけられない。
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