ラケット

テニスしてきた。

かわいらしい色合いのラケットを使っている女の子がいた。ウイルソンのラケットだったのだが、あまり見かけない色のラケットだった。

女の子にラケットの事を聞いてみると、「ラケット買ったばかりなんです」「ミーハーなんで、エースをねらえの上戸彩が使っていたのと同じのにしたんです」と言っていた。

以前、スポーツショップで、「上戸彩モデル」と書かれたラケットがおいてあるのを見て、そういう理由で買う人がいるのかな？と疑問に思ったが、実際にいた。

それなりに宣伝効果があるのね。

世の中にはいろんなタイプのラケットがあるが、どんなラケットを使っても、使っているうちに自然とラケットに合わせた打ち方になっていく。そうしないと打ち返せないから。

初心者が、あんまり癖の強いラケットを買ってしまうと、変な癖がついてしまう可能性があるが、普通にオーバーサイズの中厚のラケットを買っておけば、そうそう大きな失敗はない。

ある程度上達してきて自分の好きなプレースタイルというのが見えてくると、今まではラケットに合わせて打っていたのが、今度は自分に合わせたラケットが欲しくなってくる。
そうなったときに、初めてラケットの性能がどうのということが重要になってくる。

そういうわけで、初心者は無難なラケットを買っておけば、どんなラケットでも一緒。そうなると、どこまで自分のラケットを気に入ることができるかってところが重要になってくる。当たり前だが、気に入ったラケットでプレーする方が気分良くプレーでき、気分良くプレーできれば上達も早いから。

そういう意味じゃ、色だったり、形だったり、上戸彩モデルだったり、という理由でラケットを選ぶことは、とっても重要だったりする。