コードとドキュメント

かなり偏見に満ちた見方だと思うが以下、僕の見解。

この業界、そこそこコードの書ける人は沢山いる。しかし、そこそこドキュメントの書ける人ってのは少ない。

ドキュメントはうまく書けないが、コミュニケーション能力には特に問題が無く、喋って説明できる人はそこそこいる。

ドキュメントのちゃんと書ける人は、当然、喋って説明することもできる。

コードは、Java言語やらC言語など、仮にも言語と名の付いたものを利用して書く。ある意味自分の考えを特殊な言語に置き換えて、コンピュータに説明するもの。

ドキュメントもろくに書けない、喋って自分の考えを他人に伝えることもできないような人間の書くコードはコンピュータも理解できない。

ただ、コンピュータは理解できない場合に明確に理解できないと怒るので、怒られないように、つぎはぎに修正してなんとか動かすことは可能。

こんなやりかたでできあがったコードは非常に読みにくい。はっきり言ってプロの仕事ではない。

ちなみに、王子の作ったものは、そんなもの。

プログラマで、喋っても書いても日本語が通じない人間は、当然まともなコードも書けない。
プログラマで、ドキュメントをまともに書ける人は、当然コードもちゃんと書ける。

コードを書くのよりドキュメントをわかりやすく書くことの方が断然難しい。
プログラマでもSEでも自分の考えを人に説明することなしに一人で黙々と作業していればいいなんてことはあり得ない。
一人前となるためには、コードも書けてドキュメントも書けなければならない。

かくいう僕もドキュメントを書くのは苦手。ここの日記を書き始めたきっかけも、少しでも文章を書くことに慣れるためにと思ってのこと。

ドキュメント書きは、なかなか上達しない。