オブジェクト指向の覚え方
2004年1月26日太郎流たたき上げボトムアップ型。
人それぞれ流派があり、どれが正しいというのはないので、別の人に言わせると全然違う方式だったりもするのだが、「僕の場合は」ということで言いたいように言わせてもらうと...
◇準備編
1,オブジェクト指向言語の言語仕様を理解する。はじめてやるならJavaで覚えるのが良いでしょう。継承とインターフェイスクラスの言語仕様は必ず理解すること。つうかただの仕様なので「そういうもんだ」と思うこと。深く考えない。
2,UMLを読めるようになる。クラス図に書かれている記号の意味が分からないと書籍に載っていることが理解できないから。とは言ってもUMLはただの記号のルールなので、覚えるほどのこともないけれど。とりあえず、クラス図とシーケンス図だけ押さえていればOK。
3,マーチンファウラー著の「リファクタリング」ピアソンエデュケーション出版 を買う
4,オブジェクト指向における再利用のための「デザインパターン 改訂版」ソフトバンク出版 を買う
5,JavaWorldを購読する。
◇とっかかり編
1,JavaでSwingもしくはAWTを利用した簡単なサンプルプログラムを作成する。必ずイベント処理でSDKで提供されているインターフェイスクラスを使うように。
2,1で作ったサンプルプログラムを元に、インターフェイスを継承すると何が起こるのか理解する。
3,ポリモフィズムについて調べる。デザインパターンのテンプレートメソッドについて調べる。リファクタリングでテンプレートメソッドについて触れているところを読む。
4,ポリモフィズムについて理解する。デザインパターンのアブストラクトファクトリも同時に見ておくと理解しやすいかも。
5,「リファクタリング」を始めから順番に読んでいく。何回もデザインパターンに関する記述が出てくるので、その度に「デザインパターン」を引いてそれぞれのパターンのクラス構造と効能を調べる。
これで、製造レベルでのクラスの意味と使い方は、だいたい理解できるはず。
◇見直し編
1,「オブジェクト指向設計or分析とは」という内容の書籍を探す。薄い方が望ましい。クラスの責務について解説してあるものが望ましい。とりあえず読む。
2,以前よりは書いてあることの意味が分かるはず。
3,なんとなくクラス設計について理解する。
◇やってみる編
1,題材を探してクラス設計してみる。オセロなんかが良いかも。
2,デザインパターンを適用しながらクラス設計することになるはず。
3,どこまでパターンを適用して、どの程度なら適用しないかは自己判断。今後、この辺が経験の差となってくる。今はとりあえずやってみる。
4,設計が完成したら、製造してみる。
5,製造に入ると、設計上まずいところが見えてくる。あんまり手間のかからない範囲で設計も直しつつ製造。
6,製造完成
7,寝かす。オブジェクト指向の本でも探してきて読んでみる。
8,自分の設計を見直してみる。恐らく、どこがまずいか気づくはず。
9,次の題材を探す。以下、繰り返し。
こんな感じでやっていけば、徐々にどうすれば良いか身について行くのでは?
業務で製造することがあるなら、その製造に上記のパターンを当てはめていくのも可。
人それぞれ流派があり、どれが正しいというのはないので、別の人に言わせると全然違う方式だったりもするのだが、「僕の場合は」ということで言いたいように言わせてもらうと...
◇準備編
1,オブジェクト指向言語の言語仕様を理解する。はじめてやるならJavaで覚えるのが良いでしょう。継承とインターフェイスクラスの言語仕様は必ず理解すること。つうかただの仕様なので「そういうもんだ」と思うこと。深く考えない。
2,UMLを読めるようになる。クラス図に書かれている記号の意味が分からないと書籍に載っていることが理解できないから。とは言ってもUMLはただの記号のルールなので、覚えるほどのこともないけれど。とりあえず、クラス図とシーケンス図だけ押さえていればOK。
3,マーチンファウラー著の「リファクタリング」ピアソンエデュケーション出版 を買う
4,オブジェクト指向における再利用のための「デザインパターン 改訂版」ソフトバンク出版 を買う
5,JavaWorldを購読する。
◇とっかかり編
1,JavaでSwingもしくはAWTを利用した簡単なサンプルプログラムを作成する。必ずイベント処理でSDKで提供されているインターフェイスクラスを使うように。
2,1で作ったサンプルプログラムを元に、インターフェイスを継承すると何が起こるのか理解する。
3,ポリモフィズムについて調べる。デザインパターンのテンプレートメソッドについて調べる。リファクタリングでテンプレートメソッドについて触れているところを読む。
4,ポリモフィズムについて理解する。デザインパターンのアブストラクトファクトリも同時に見ておくと理解しやすいかも。
5,「リファクタリング」を始めから順番に読んでいく。何回もデザインパターンに関する記述が出てくるので、その度に「デザインパターン」を引いてそれぞれのパターンのクラス構造と効能を調べる。
これで、製造レベルでのクラスの意味と使い方は、だいたい理解できるはず。
◇見直し編
1,「オブジェクト指向設計or分析とは」という内容の書籍を探す。薄い方が望ましい。クラスの責務について解説してあるものが望ましい。とりあえず読む。
2,以前よりは書いてあることの意味が分かるはず。
3,なんとなくクラス設計について理解する。
◇やってみる編
1,題材を探してクラス設計してみる。オセロなんかが良いかも。
2,デザインパターンを適用しながらクラス設計することになるはず。
3,どこまでパターンを適用して、どの程度なら適用しないかは自己判断。今後、この辺が経験の差となってくる。今はとりあえずやってみる。
4,設計が完成したら、製造してみる。
5,製造に入ると、設計上まずいところが見えてくる。あんまり手間のかからない範囲で設計も直しつつ製造。
6,製造完成
7,寝かす。オブジェクト指向の本でも探してきて読んでみる。
8,自分の設計を見直してみる。恐らく、どこがまずいか気づくはず。
9,次の題材を探す。以下、繰り返し。
こんな感じでやっていけば、徐々にどうすれば良いか身について行くのでは?
業務で製造することがあるなら、その製造に上記のパターンを当てはめていくのも可。
コメント